カートをみる マイページへログイン ご利用案内 お問い合せ サイトマップ
RSS

サスティナブル・コーヒーセミナー SCAJ (10/16)

 国内、海外からコーヒー関連企業が出展する展示会SCAJ2008へ行ってきました。2つのセミナーを受講しました。

 一つ目は、SCAA会長のマーク・インマン氏による「サスティナブル・コーヒーセミナー」、有機コーヒーの重要性についての話でした。例えば、アメリカの有機認証である“USDA ORGANIC”を取得するには厳しい基準をクリアしなければなりません。有機栽培ですので、除草剤や殺虫剤、肥料などの合成投下物の不使用はもちろんのこと、周囲の生態系や自然環境の保護、表土の流出や河川の汚染防止などを視野に入れて定められた、管理基準に従って生産しなければなりません。品質の良いコーヒーを生産するためには、土壌や水、日照条件などの自然環境が優れていなければなりません。肥沃な土壌には微生物の存在が不可欠です。つまり、それらを含む生態系のバランスが取れていなければなりません。日陰をつくるための樹木(シェードツリー)の存在も重要です。そして、コーヒーにとって良好な環境保全を維持し、コーヒーを生産するのはそこに従事する人々です。持続可能(sutainable)なコーヒー作りにはその方々の生活の保証も大事な要素です。もちろん、手間がかかる分コストも高くなります。近年、アメリカでは有機、サスティナブルコーヒーに対する認知度が高まっているそうです。良いコーヒーにはコストと手間がかかるという背景がわかれば、多少値段が高くても認証を受けた優良なコーヒーを選択する消費者も増えるでしょう。

usda_organic utzcertified rainforest_alliance birdfriendly fairtrade

 これらのラベルは左から「USDAオーガニック」「グッドインサイド」「レインフォレスト・アライアンス」「バードフレンドリー」「フェアトレード」の認証を表すもので、これらの認証を受けているものは、サスティナブル(持続可能)なコーヒー作りがなされているといえます。当店で扱うコーヒー豆でこのような認証を受けているものは、商品ページに記しております。

 また、サスティナブルという観点から、生産者(農園)側と購入者(ロースター)側とのパートナーシップについても触れられていました。ワイン業界ではパートナーシップがしっかりとしている場合が多く、メーカー側が「こういったワインを作って欲しい」という指示を出す場合、その分の投資と割増分をきちんと支払い、互いがリスクを共有して長期的な関係を維持しているようです。コーヒーに関しても、両者の信頼の上に成り立つ長期的なパートナーシップが、より質の高いコーヒーの生産につながるであろう、とのことでした。