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「ブレンド・チョコラーダ」 (2/4 '11)

chocolada_beans

 以前こちらに書いたと思いますが、私が珈琲屋を始めたのは、美味しい深炒りの珈琲とチョコレートタルトの組み合わせに感動したのがきっかけのひとつです。

 その珈琲は、何気なくふわっと入ってくる香りがカラメルのように甘く芳醇で、味わい深く、飲んだ後にも心地よい余韻が残るものでした。チョコレートタルトは、素朴な食感のタルト生地の上に、甘さ控えめのビターチョコガナッシュがギュッとのっていて、濃厚で香ばしいカカオの風味が豊かなものでした。どちらも単独で味わうのもとても美味しかったのですが、珈琲とチョコタルト、それらを同時に口の中で味わった瞬間、2つの香味が互いに引き立てあって、思わず心の中で唸ってしまいました。残っていた珈琲を飲み終えると、口の中が、甘みのある緑茶を飲んだ後のようにさっぱりとしていて、幸せな気分になったのを覚えています。

 「こんなブレンドを作ってみたい…」 こうして、チョコレートと相性の良いブレンドを目指して作った当店初のブレンドが「ブレンド・チョコラーダ」です。

 「ショコラ」や「ショコラータ」ではなく、“チョコラーダ” としたのは、“ラーダ”という語感で、チョコレートが口の中で滑らかに溶けていく感じや濃縮感を表現したかったからです。

 「ブレンド・チョコラーダ」に使用しているのは、フルシティからフレンチまでのローストの豆です。深炒りの領域のブレンドですが、もっと苦みの利いた深炒り好きの方には物足りなく感じるかもしれません。もう少し香ばしく甘みのあるブレンドがあっても良いと思います。反面、深炒りの珈琲が好きな方に、様々な酸の質が表現できる、浅めのローストの素晴らしさをお伝えできればとも思います。