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メール便のご案内 (1/26 '09)

 当店では、コーヒー豆200gまではメール便での発送も承っております。少量ずつ注文したい、送料を抑えたい、という方はぜひご利用下さい。決済方法は、銀行振込、郵便振替のほか、クレジットカードもご利用できます。代金引換はできません。メール便速達にてお送りします。(送料を200円から180円に値下げしました)ポストへの投函で配達完了となります。そのほか詳しくは、左側の「メール便について」をご覧下さい。

コーヒーの奥深さ (1/27 '09)

 ブラジル・マカウバデチーマ農園のブルボン種(セミウォッシュト精製:SW)は、3−4年前に新たに植えられ、初めての収穫を迎えたものです。毎年使用している、同じチーマ農園のムンドノーボ種とは全く異なる香味を持っています。ムンドノーボ種は典型的なセラード地区の香味であるのに対し、ブルボン種(SW)の方は、かすかに酸もあり、きれいでマイルドな味わいです。また、当店では現在扱っていませんが、ブルボン種にはナチュラル精製(N)の豆もあります。私はサンプルで試飲しましたが、同じブルボン種でも、セミウォッシュト精製とはまた違う香味です。つまり、ブラジル・マカウバデチーマ農園では、ムンドノーボ種(セミウォッシュト)とブルボン種があり、さらにブルボン種はセミウォッシュト精製とナチュラル精製に分けられます。そして、それぞれが特徴ある香味を持っています。さらにさらに、もちろんローストの度合いによっても味は異なりますし、ローストしてからの時間や、その時々の抽出の仕方によっても変わります。 同じ豆でさえ、最終的に供する1杯1杯のコーヒーには、厳密には必ず微妙な差異があるわけで、そのブレをできるだけ小さくすることは本当に難しいなぁ、とコーヒーに触れれば触れるほど思います。

ブラジル・マカウバデチーマ農園(セラード地区)

 ・ムンドノーボ種 ー セミウォッシュト精製

 ・ブルボン種 ー セミウォッシュト精製

         ー ナチュラル精製

 まして、ブレンドとなると…安定した香味のブレンドは本当に難しくなります。おそらく一期一会的なブレンドであれば無限に作ることができると思います。一方で、イメージした味のブレンドを安定的に作るには、使用する豆がいつ頃まで使えるかとか、代替可能な豆はあるかとか、ローストがぶれないようにしなくてはだめとか、そして経営的なことも考慮しなくてはなりません。特に、スペシャルティグレードのコーヒー豆は、それぞれが特徴を持った香味があるので、豆を変えると味が大きく変わってしまうので、そのブレを修正するのは一苦労です。もうすぐ店を開けて3年になりますが、本当にまだまだだなぁ、とコーヒーの奥深さを痛感させられています。そんな奥深いコーヒーの世界を楽しんでいけたらと思います。

コーヒーの精製方法について (1/29 '09)

 コーヒーの精製は「ウエットミル」と「ドライミル」という2つの工程に分けられます。コーヒーの実はちょうどさくらんぼのように赤く熟し(黄色に熟す品種もある)、チェリーと呼ばれます。そのコーヒー・チェリーの果肉を除去し、パーティメント(外皮付きのコーヒー豆)の状態にする工程をウエットミル、乾燥後のパーティメントを脱穀、選別し、生豆(グリーンビーンズ)の状態にする工程をドライミルと呼ばれます。

 ウエットミル工程の精製方法は主に以下の4つに分けられます。

 .Εッシュト…コーヒー豆(チェリー)の果肉を除去したのち、水槽に入れ、ぬめりを発酵させて除去し、水洗いを施す方法。きれいな豆ができあがりますが、多量の水が必要な精製方法です。ガテマラ、ケニア、タンザニア、東チモールなど多くの国で採用されています。きれいな香味となる精製方法です。

 ▲淵船絅薀襦張魁璽辧柴Δ鬟船Д蝓爾両態で天日干しで乾燥させ脱穀する方法。一番シンプルな方法ですが、未熟豆等の欠点豆が多く混入してしまう可能性が高くなります。きちんとそのような欠点豆を除去しないと、カップに影響が出てしまいます。が、その豆が持っている香味の特徴が一番出る精製方法ともいえます。通常のナチュラル精製とは区別された、ナチュラル・スペシャルという精製は、完熟した果実のみを選別し、天日乾燥させる方法で、エチオピアのイディド・ステーションの「ミスティバレー」はこの精製が施されています。

 セミウォッシュト…果肉を除去した豆(パーティメント)のぬめりをアクアパルパーという機械で除去する方法。水が豊かでない地域でも可能。ブラジルやコスタリカで見られます。

 ぅ僖襯廛疋淵船絅薀襦腸牝を除去したのち、パーティメントにミューシレージ(ぬめり)がついたまま乾燥させる精製方法で、セミウォッシュトやナチュラルとは区別されます。このミューシレージ(ぬめり)とコーヒー豆の糖度に関係があるようです。コスタリカのブルマス農園の豆「Vino de Arabia」には、コスタリカでは珍しくパルプドナチュラルの精製がなされています。

花柄旅かばん (2/6 '09)

花柄旅かばん 花柄旅かばん_2

花柄旅かばん_3 花柄旅かばん_4

 これからの明るい季節に似合う艶やかな色彩のOrie さんの新作鞄。素材はビニールコーティングされていて、多少の雨なら大丈夫な旅に持っていける鞄です。

久々の (2/7 '09)

 昨夜は久々の冬空で、澄んだ空気に磨かれて星が冴えていて、「今、熱いコーヒーが飲みたい。」と考えていると、マフラーをしていない首筋からブルッときたので、早歩きで帰ることにして、

♪"Stella by Starlight" piano: Don Friedman

音楽をかけながら久々に入荷した「ニューギニア・シグリ」を淹れました。ティピカ種らしい澄んだきれいな後味が特徴です。以前より浅めのハイローストにしています。

ニューギニア_シグリ

珈琲おじさん (2/12 '09)

 「モキチさん」「モキチ君」「店長」「お兄さん」「マスター」…色々な名で呼ばれています。「マスター」と呼ばれるには、まだマスターすべきことが数多くあるので恐縮です。また、「お兄さん」と呼ばれるような歳でもないので、あいだを取って「珈琲おじさん」とでも呼んでください!

 今日で店を開けてから3年が経ちました。たかが3年ですが、どんなことがあっても3年は続けよう、という気持ちでいましたので、ひとつの区切りがついた思いです。

 いつもコーヒー豆を買いに来てくださる方々、喫茶を楽しみに来てくださる方々、コーヒー豆をお土産や贈り物にしてくださる方々、わざわざ遠方から注文してくださる方々、当店の豆を使っていただいているカフェの方々、CDや鞄、ビーズなどを飾ったり、クッキーを持って来てくれたりなどして、より魅力ある店にしてくれる方々、赤ちゃん連れの方々、初めて来店してから2年半も経たないのに、もう500回以上も来店されている方、朝からどうしようもない天気で、小説が1冊読めてしまいそうな日の夕刻、その人が立ち寄ってくれる度に、あぁ店を開けていて良かった、と思わせてくれました。それから、来ていただいたのに不愉快な思いをさせてしまった方々、遠くへ越してしまわれた方々、メープルカフェオレを気に入ってくれた方、そして心の支えとなっている親友、多くの人たちに店が支えられていることに感謝しております。実感として、3年前と唯一異なることは、もう自分だけの場所ではないことです。

 珈琲おじさんからマスターへ昇進し、「MOKICHI珈琲」からもう少しひげもじゃでじじむさくなって「茂吉珈琲」となるまで、せめて今来てくれるチビッコ達がコーヒーを飲めるくらいになるまで、できるだけ長く続けていくことが次の目標です。やっとスタートラインに立った気持ちです。今後ともよろしくお願いいたします。

コーヒーの香り (2/27 '09)

 先日、立ち寄った店の人に、コーヒーの匂いがする、と言われ、少々恥ずかしくなりました。というのも、自分では全く気づかなかったからです。コーヒーの焙煎や粉に挽いているうちに、服や髪にコーヒーの匂いが染み付いてしまったのでしょう。

 以前よく行っていた珈琲屋、ドアを開けた瞬間にふわっと鼻に入ってくる、店内に立ち込めていた香ばしく甘いコーヒーの香り、それと同じ香りに店が染められていくのを、開店当初は嬉しく思っていました。そういえば、そんな“店に入る瞬間の楽しみ”、あの時の新鮮さは薄れているなあ、とふと思いました。1週間ぐらいコーヒーと全く接しない時間を作れば、またその新鮮さを感じることができるのかもしれません。

 『珈琲一杯の薬理学』(岡希太郎 著)という本によると、コーヒーの香りには、気持ちを癒してくれたり、緊張をときほぐし、リラックスさせる効果があるそうです。たしかに、コーヒーは飲めなくても香りは好きという人は多いと思いますし、コーヒーの匂いが嫌いという人に自分は会ったことがありません。当店に来る赤ちゃんでさえ嫌がりません。

 “コーヒーの香り”とひとくちに言っても、どのコーヒーも同じ香りがするわけではありません。コーヒーを客観的に評価する方法のひとつに「SCAAカッピング基準」というのがあるのですが、その評価項目の一つに「Fragrance / Aroma」があります。簡単に言うと、粉に挽いて湯を注ぐ前の香りの評価がFragranceで、湯を注いで約4分後の香りの評価がAromaです。何種類かのコーヒーを同時にカッピングすると、それぞれの香りの違いが実感できます。特徴的で素晴らしい香りがあるコーヒーには高い点が付きます。初めてエチオピア・ミスティバレーをカッピングした時は、それまで飲んだどのコーヒーとも明らかに異なる香りで衝撃を受けました。フルーティーな香りで個人的にはストロベリーのように感じました。(カッピング用に浅めにローストした場合)

 また、同じコーヒーでも場面によって香りが変わります。粉に挽いたときの香り、湯を注いで立ち昇る香り、飲んだときに口から鼻に抜けていく香り、コーヒーを淹れた後、一度その部屋を出て、戻ってきたときに改めて感じるコーヒーの甘い移り香…、コーヒー豆(粉)とお湯、そしてほんの少しの空き時間さえあれば、そんなかぐわしいちょっとした贅沢を味わうことができます。

ダット (3/4 '09)

 最近ごはんを食べるようになった最年少の常連君が、数多くの食べ物の中で、なぜか最初に覚えた言葉 “ダット” … それは“ナットウ”(納豆)のことでした。

 少しいじわるをして、コーヒー豆を見せながら「ダット」と言ってみましたが相手にされませんでした。見た目だけで区別しているわけではないんですね。

 ちなみに次に覚えたのは“ナナナ”(バナナ)だそうです。これならわかります。

買い物バッグ、水筒&水筒ケース (3/6 '09)

 買い物バッグ(小さい袋付き)

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 水筒と水筒ケース(黄緑水玉と赤水玉)

水筒 水筒黄緑_1 水筒黄緑_2 水筒赤_1 水筒赤_2

桜色マイルドブレンド (4/5 '09)

 昨日と今日は恒例の「さくら祭り」でした。今年は、桜の見ごろと好天が重なり多くの人で賑わっていました。ここからは桜は見えませんが、さくら色に染まる夕暮れの中を歩いてきたのでしょう、お客さんについてきた桜の花びらと一緒にそんな空気が舞い込んできたようでした。

 好評をいただいている春限定のブレンド「桜色マイルドブレンド」ですが、桜の時期とともに終わりとなります。ぜひ一度お試し下さい。『シェ・ピニョン』さんの、塩漬けにされた桜の花が入ったロールケーキ「桜ロール」と一緒に食べると美味しいですよ。

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ブラジル only ブレンド (4/24 '09)

 良質なブラジルの豆が何種類か入りましたので、それらブラジルコーヒーのみを用いたブレンドを作ってみました。「ブラジルの味はこういうもんだ。」とひとくくりに表現できません。ブラジルコーヒーといっても、産地や品種、精製方法などの違いにより香味は異なります。特に、カルモデミナス地域の良質な豆には、濁りのないきれいさと酸味があり、良い意味で一般的なブラジルコーヒーとはかけ離れた香味を持っています。

 ブレンド名の“ブラジルの水彩画”とは、有名な曲からそのまま拝借したものです。そんなブラジルコーヒーの多様性が、水彩画のようにひとつのカップの中で溶け合って新しい味のコーヒーができたら、と思って作りました。

八柱駅からの道案内 ( 5/20 '09)

 「やっとたどり着きました。」「その辺をぐるぐる回ってしまいましたよ。」当店に初めていらっしゃるお客様によく言われる言葉です。申し訳ございません、八柱駅からは3分もかからない距離なのですが、少々わかりづらい場所にあるのでご迷惑をおかけしています。そこで、八柱駅からのご案内の地図を載せました。⇒営業時間・地図

 バスのロータリーがある南口へ出ると左手の角に花屋があります。その角を左折すると前方に「ショップ99」の看板が見えます。当店は同じビルの1階奥にあります。もし、迷われてしまったらお電話ください。

古民家カフェ フラココ & お知らせ (5/28 '09)

 東武野田線の愛宕駅より徒歩10分の住宅街にある古民家のカフェ“furacoco (フラココ)”さんへ行ってきました。

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 上の“玄米プレート”は春に行った時のもの。手前にあるのは、香ばしい醤油ベースとねぎのソースがかけられたカラッと揚がった筍、中央には、豆腐のテリーヌの上に野菜のラタトゥーユ、そして“こしあぶら”という山菜の揚げ物がのせられたもの。右奥は玄米ごはん、一番奥には、シャキシャキと新鮮な野菜の和え物、左奥にコロッと転がっているのは、大豆のコロッケと八丁味噌のソース。この他に野菜スープが付きます。こちらでは、無農薬の新鮮な旬の野菜を用いた料理が味わえます。どの料理も工夫と手間がかけられていて、食材も、調味料にまで厳選されたものが用いられていて、美味しいだけでなく胃腸が元気になるような満足感も味わえました。

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お知らせ

 ここフラココさんで7月5日(日)、心地よくやわらかな歌声と軽快なボッサのリズムが魅力的なアーティスト vice versa さんのライブ「おいしいコーヒーツアーvol.3」が開催されます。当日、当店が珈琲を淹れに伺います。vice versa さんのアルバム「月とコーヒー」にちなんだ限定のブレンドをご用意します。“月とコーヒー・ブレンド”の豆も販売する予定です。したがって、7月5日(日)はMOKICHI珈琲は休みとなります。

ご予約等の詳細はこちらへ ⇒ FURACOCO

月とコーヒー

“森のかもめかばん” (6/2 '09)

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 U.S.A ヴィンテージ生地、しっかりとした作りのOrieさんの鞄。(参考寸法 縦:約30cm 横:約31cm 幅:約10cm)

ケニア、コロンビア入荷 (6/8 '09)

 ケニアとコロンビアの新豆が入りました。

 ケニア08-09のトップバッターはムスンズーニ農協、これぞケニア、というような熟した果実の風味と香り、赤ワインのような奥深さを十分に感じられます。ケニアコーヒーの素晴らしさをじっくりと味わっていただきたいコーヒーです。また、冷めても美味しく、これからの暑い季節、冷ましてから冷蔵庫に入れ、冷やして召し上がっていただくのもおすすめです。スッキリと喉越しの良いジュースのような味わいです。

 コロンビア・トレドは、豊かな自然と、養分に富んだ腐葉土を含む、コーヒーにとって優良な土壌で栽培された小農家の豆です。ティピカ種系の澄んだきれいな香味、バランスのとれた優しい酸とコクが楽しめます。コーヒーの基本の香味です。コロンビアコーヒーは、品種改良やセミウォッシュト精製への移行などにより香味が多様化していて、このようなコロンビア本来の香味を持つ豆は貴重となってます。もうひとつのコロンビア・オズワルド農園も既にニュークロップ(新豆)となっています。こちらはブルボン種で深炒りにしています。ぜひ、飲み比べてみて下さい。

ruokala cafe (ルオカラ カフェ) (6/18 '09)

 今月2日にオープンした ruokala cafe へ行って来ました。 場所は、常盤平駅からけやき通りを15分ほどのんびりと歩いたところです。

ruokala_1 スウェーデンの国旗のような外観が目印。

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 旦那さん力作のカウンターをはじめ、内装のほとんど全てが手作りだそうです。木漏れ日が入る窓際の席からはけやき並木の静かな景色が。ruokala cafe のシンボル、古いミシンやオルガンには思わず目が留まってしまいます。

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 おっ、ここにも Shin さんのCDギャラリーが!

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 本日のランチからイエローカレーを注文。食後にはどこかの映画で出てきたような熱々のシナモンロール、シナモンのいい匂いがなんとも言えません、丁寧にドリップされた珈琲と一緒に。(当店のコーヒー豆を使っていただいています!)どれも美味しくいただきました。

 駅からは少々遠いかもしれませんが、けやき通りは散歩にはもってこいの道ですので、ぜひお立ち寄りください。

ruokala cafe (ルオカラ・カフェ)

松戸市常盤平7-24-2

TEL / FAX 047-389-2835

ガテマラ・サンタカタリーナ、パナマ・コトワ (6/21 '09)

 中米各国から順次コーヒー豆が届いています。まずは先週入荷したガテマラ・サンタカタリーナ農園。例年ですとゴールデンウイーク明け頃に届いていたので、待ちに待っていた豆です。サンタカタリーナ農園は、アンティグア地域の高い標高に位置し、毎年安定して素晴らしいコーヒー豆が栽培されています。浅めのローストから深炒りまで耐えられ、それぞれのロースト段階で異なる表情の香味をみせてくれます。ハイローストあたりでは華やかな酸ときれいな香味、フレンチローストではチョコやバニラの風味が出ます。当店にとってとても重要な豆です。

 次は久々にパナマコーヒーです。パナマで有名なコトワ農園の最高級豆のみ選別された“リザーブ”です。甘くフローラルな香り、蜜のような滑らかさ、優しくきれいな酸、マイルドタイプの素晴らしいコーヒーです。このようなコーヒーを飲む際は、ぜひはじめは砂糖やミルクを入れずに、コーヒーの味のみを楽しんでみるのが良いと思います。パナマと言えばゲイシャ種が大変な盛り上がりを見せていますが、このコーヒーも十分素晴らしいと思います。特にマイルドタイプのコーヒーがお好みの方におすすめです。

 次回の中米の豆はエルサルバドル・エルカルメン農園。パカマラ種という品種で粒の大きさが特徴で、こちらもマイルドタイプのコーヒーです。お楽しみに。

「ブレンド・月とコーヒー」 (6/23 '09)

 7月5日(日)にフラココさんのライブイベントで出す限定のブレンド “月とコーヒー” を試作中です。イメージは深めのローストで、コクや香ばしさをしっかりと感じながら、後味はスッキリとフルーティーさが少し残るようなコーヒー。かつ、暑い時期なのでアイスコーヒーにしても美味しく飲めるコーヒー。イメージに近いものができつつありますが、もう少し修正が必要です。

 まだ若干席に空きがあるそうなので、よろしければ行かれてみてはいかがでしょうか。フラココさんでしか味わうことのできない雰囲気の中、間近で生の演奏をゆっくりと聞ける贅沢な時間を過ごせるでしょう!

 尚、ご予約はフラココさんの電話のみの受付だそうです。

FURACOCO 

〒278-0006 千葉県野田市柳沢40
tel: 04-7121-2327

雨音と珈琲 (7/2 '09)

 雨の日、水たまりをかわしながら歩いていると、しだいに傘に落ちる雨粒の音に耳が傾いていき、小学校の国語の教科書に出ていた「おじさんとかさ」(たしかそんな題名だったような)を思い出します。傘に落ちる雨音を「ポロン」だとか、自分では考えもつかない擬音で表現していたので印象に残っています。たしかに、空からランダムに落ちてくる水の音なのに、意味がありそうな音律に聞こえなくもないので不思議です。何かの音に似ているのですが、それがなんだったか…。

 珈琲が突然飲みたくなるような場面が、皆さんもあると思うのですが、自分にとって、傘をさしているときもそんな場面のひとつです。まず叶わぬことですが。緑に囲まれた中庭に、パラソルのような雨よけがあって、雨の日でも外で珈琲が飲めるようなカフェ(もちろん、セルフサービス、立ったままで構いません。)、ありましたらぜひ教えて下さい。

 気がつくと、今まで巧みにかわしていた水たまりの上を歩いてしまいゲームセット。が、思い出しました。レコードの針を落とし、音が鳴るまでのあの、プツッ、プツッという音。あの音をもう少し激しくしたら、傘に落ちる雨音に似ていると思うのですが。

 雨音に合う珈琲をご紹介します。湿気と暑気を帯びた梅雨時には、やはりさっぱりしたコーヒーが良いでしょう。入ったばかりのエルサルバドル・エルカルメン、パカマラ種という品種で粒が大きく、なんとなく味も大味なんじゃないかなぁ、と思いがちですが、その逆で、繊細で優しい味わいのコーヒーです。昨年度よりも滑らかさがましているようで、きれいな酸とさっぱりとした後味が心地よいです。鬱々と湿りがちな季節ですが、窓を開け、雨音に耳を傾けながら珈琲を楽しむのも、この時期ならではの風情です。

出張カフェ at FURACOCO (7/9 '09)

 5日の日曜日はFURACOCOさんへ出張カフェに行ってきました。vice versa さんのライブ「おいしいコーヒーツアーvol.3」にちなんで、当店も参加させていただきました。

  自分がいた付近の写真しか収めることができませんでした。スミマセン

 ライブは昼と夜の部の2回、ライブが始まる前に珈琲を淹れます。時間内に手際よく注文をこなせるか思案していましたが、フラココの皆さんのサポートのおかげで上手く乗り切れました。それにしてもフラココさんのチームワークの良さには、少々うらやましくも思いました。

 さて、ライブです。アユコさんのボーカル、マツオさんのアコースティックギターというシンプルな編成ながら、フラココさんの空間と調和していて、とても心地良かったです。私が聞いていたところからは、マツオさんがギターを爪弾く様子が良く見え、生演奏の素晴らしさを十分堪能しました(隠れた特等席だったかも!)。そこからはお客さんの表情は見えなかったのですが、皆さん心から楽しんでいる雰囲気が伝わってきました。

 夜の部は夕暮れ時に始まり、徐々に暗くなっていき、天井から吊るされたランタンの炎がゆらゆらとたゆたい、昼の部とはガラリと違う雰囲気に。そういえば月も顔を出してくれたようです。

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 当店のお客様も来てくれ嬉しかったです(ポイントカード付けますので)。深炒りのブレンド“月とコーヒー”はいかがでしたか?アイスコーヒーにも合うようにしましたので、ぜひお試し下さい。

 本当に楽しい時間でした。声をかけてくれたフラココさん&スタッフの方々、vice versa さん、そして来て頂いたお客様、どうもありがとうございました。

中米のコーヒー続々入荷中 ('09 7/24)

 中米(セントラルアメリカ)のコーヒー豆が次々と入ってきています。昨年、このエリアのみのカッピング・セッションに参加しましたが、正直、どの国のコーヒーかをブラインドで当てるのは非常に困難でした。それほど、このエリアの国ごとの香味は似通っていますが、酸の質と強弱に特徴が出ます。

パナマ・コトワ農園・リザーブ…突出した香味の特徴はないのですが、やさしい酸と滑らかで甘い口当たりのマイルドなコーヒーで、その穏やかさが逆に良い特徴となっています。ちなみに、パナマといえばゲイシャ種が人気です。私も勉強のためエスメラルダ農園のゲイシャを飲みましたが、他のコーヒーとは明らかに違うコーヒーです。袋を開けた瞬間にマスカットのようなフルーティーな香りが広がり、コーヒーもジュースのような味わいです。

エルサルバドル・エルカルメン農園 / シベリア農園…今年度はエルカルメン農園、シベリア農園2つの豆を使用しています。エルカルメン農園は、当店では3回目の使用となりますが、今までで一番良いできに思います。華やかで滑らかな舌触り、ティピカ種系のきれいな後味です。シベリア農園もとても良いです。どちらも大粒のパカマラ種で、このパカマラ種がエルサルバドルコーヒーのひとつの特徴と言えるでしょう。(高級品種として高値で取引されます。)

コスタリカ・La Pira…コスタリカのブティックコーヒーです。こちらはパナマやエルサルバドルよりも酸とコクが強く、そのバランスがとても良いコーヒーです。セミウォッシュト精製ですが、パルプドナチュラル精製のような甘みをアフターテイストに感じます。コスタリカコーヒーの特徴のひとつは、マイクロミルと呼ばれる小さなエリアで、質の高い豆を少量生産されていることです。もうひとつは、コスタリカは環境意識の高い国で、コーヒー作りに関しても、使用される水量の制限、川を汚染しないよう、排水を浄化し森に撒くなどの配慮がなされています。

マイクロミル:
 生産エリアが限定されており、ひとつの農園あるいは少数の農家の豆が集められ、質の高い精製(完熟した豆のみのピッキング、100%天日乾燥)が施されています。生産は少量。狭いエリアなので、その地域が持つテロワール(土壌、日照条件などの微気候)が、各マイクロミルのコーヒーの香味を特徴付けます。コスタリカコーヒーの先端の生産スタイル。

グァテマラ・サンタカタリーナ農園…酸とコク、どちらも上の3つの国より強いです。浅炒りから深炒りまでどんなローストにも耐えられ、どのローストでもそれぞれの良い香味の特徴が出てくる万能選手です。SCAAのカッピング基準で90点は付けられないと思いますが、個人的には(香味の観点だけではなく)100点くらい付けたいコーヒーです!この農園からは、毎年素晴らしく安定したコーヒー豆が届きます。

カラメルのような ('09 8/22)

 初めて入荷した、グァテマラのサン・ホセ・オカニャ農園。1800m以上の非常に高い標高で栽培されており、グァテマラにおけるコーヒー栽培の限界近くにも達します。甘みが豊かなコーヒーで、飲んだ後に口から空気を吸うと、舌の奥に甘みを感じることができると思います。フレンチロースト(深炒り)まで炒っており、はじめの一口めは苦味と香ばしさを感じますが、しだいにそれがやわらいでいき、意外に澄んだ後味とカラメルのような甘みが残ります。カフェオレや、アイスコーヒーにしても美味しくいただけます。

 どこからか甘い香りがするので不思議に思っていると、先ほど淹れたこのコーヒーを飲み干したカップから漂っていた香りでした。まさにカラメルのような香りでした。

ニューギニア、ボリビア ('09 11/21)

 現在販売中のニューギニア・シグリ、ボリビア・コパカバーナ、どちらもティピカ種です。ティピカ種という品種は在来の基本種です。生産性が低いため、近年ではより生産性の高い品種を栽培する傾向があり、その産地は貴重といえるでしょう。きれいで澄んだ香味が特徴です。ボリビア・コパカバーナの方は、ティピカ種のピーベリーで、可愛らしい小さな丸豆です。

 ニューギニアはハイローストで2ハゼ直前に、ボリビアはシティローストでも2ハゼとほぼ同時に止めており、同じくらいのロースト度合いです。ニューギニアはかすかに青草のような香りを含み上品な味わいです。ボリビアはアフターテイストに甘みが長く続きます。どちらも酸味は穏やかで、ティピカ種らしいクリーンさがあり、甘みが豊かです。どちらのコーヒーも何も入れずにストレートで、さっぱりと召し上がっていただくのが良いと思います。

※ピーベリー…丸い形状の豆で、全体の5%程度しか採れません。希少性があるものの、香味が優れているかはまた別の問題です。

※2ハゼ…コーヒー豆をロースト(焙煎)していると、2回に分けて音が鳴るポイントがあります。1回目はパチパチという音を出し「1ハゼ」などと呼ばれています。その音が収まってしばらく焙煎を続けていくと、今度はピチピチという音が鳴り始めます。これを「2ハゼ」と呼んでいて、2ハゼからは深炒りの領域となります。ちなみにハゼとは「爆ぜる」という言葉からきています。爆ぜる音の大きさやタイミングなどは、それぞれのコーヒー豆によって異なります。

Cafe Poche -カフェ・ポッシュ- ('09 12/3)

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 柏の逆井に先月12日にオープンした『Cafe Poche (カフェ・ポッシュ)』へ行って来ました。住宅街にある一軒家の1階部分がカフェになっており、白と淡いブルーの概観がすっきりとしてさわやかな印象です。

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 店内は、床とテーブルは無垢材で、壁はフランス製の漆喰が塗られており、高めの天井とあいまって、窓から差し込む光が心地よい、伸びやかな気持ちになれる空間です。

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 ステンドグラスの入口ドアは古いイギリス製のもので、わざわざイギリスから取り寄せて白く塗ったそうです。

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 「食材は、できるだけ品質が高く体に良いものを。無添加で手作りのものを提供したい。」と店主の渡辺さん。その気持ちが、真っ白でシンプルなコーヒーカップやケーキ皿にも表れているような気がします。そんなお店に当店のコーヒー豆を使っていただけるのは嬉しいです。グァテマラ・サンホセオカニャ農園フレンチローストとシフォンケーキを注文しました。使っている卵がよっぽど元気なのか!フォークで押してもすぐにもとの形に戻るシフォンケーキ。肌理細やかでしっとりとしながらもふわっとした食感、余計な味のしない国産小麦の風味、添えられている甘さ控えめのクリームと一緒に食べたときの口溶けのなめらかさ、飾り気のないケーキですがとても美味しかったです。1杯1杯丁寧に淹れられたコーヒーとも相性が良かったです。

 店内は禁煙。ご夫婦でされているとても居心地の良いカフェでした。静かな時間を過ごしたい方におすすめです。来年にはホームページ開設の予定で、メニューも少しずつ増やしていくそうです。近隣の方々は、カフェ・ポッシュさんのゆっくり成長していく姿を見ることができるでしょう。私も次回の訪問が楽しみです。

『Cafe Poche (カフェ・ポッシュ)』

住所:柏市逆井4−9−26 東武野田線 逆井駅より徒歩8分程

営業時間:12:00 - 19:00

電話:04-7136-7667

定休日:現在は不定休

駐車場 1台分あり

http://homepage3.nifty.com/cafepoche/

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